2017/10/03

UX WEEK 2017@サンフランシスコ に参加しました!【前編:レポート】

こんにちは!プロダクトデザイン本部でデザイナーをしている田辺です。
8月末から1週間ほど米国・サンフランシスコへ出張に行っていました。その目的が、こちら。

UXの名門、adaptive path社が開催するUX WEEK 2017

今回はその様子をレポートします!

いったいなぜこのUX WEEK 2017がサンフランシスコで行われているのでしょうか?

実はこの街はUXデザインの本場とも言われるほど、世界トップレベルのデザイン企業が集まっているのです。

Google、Amazon、TwitterなどのIT大企業をはじめとしてUber、Slackなどのスタートアップ企業などもたくさんオフィスを構えています。

UXの本場、サンフランシスコ

朝になると屋台が並び、野菜やちょっとしたご飯が売られています。

そんなUXの街。とても素敵な景観でした。雰囲気を少しだけどうぞ!
朝になると屋台が並び、野菜やちょっとしたご飯が売られています。ビニール袋などにパッキングされておらず、「持っていて〜」というシステムが“THE・アメリカ!”

こちらは“アートの街”と呼ばれるミッション地区。あらゆる壁にペイントがされていて、散歩をしながら壁画鑑賞が楽しめました。

こちらは“アートの街”と呼ばれるミッション地区。

気になる「UX WEEK」とは?

サンフランシスコで毎年行われている、「UXデザイン・サービスデザイン」に関するカンファレンスです。4日間も開かれており、

  • 2日間のカンファレンス
  • 2日間のワークショップ

という構成になっています。

ちなみに、受付をしたらこのようにお洒落なノベルティ一式がもらえます。

お洒落なノベルティ一式

どんな講演が聞けるのか?

日本でUXのイベントというと、「ユーザー体験をデザインする」という講演が多いと思います。実際にわたしも「本場のUXデザインに触れられるぞ!」と、勇んで参加しました。

しかし、このUX WEEK 2017で出現したキーワードの多くは、「共感」と「リーダーシップ」

さまざまなステークホルダーとの架け橋になって、理想的なユーザー体験を生み出すため、UXデザイナーはどのようなスタンスで仕事に取り組むべきなのか?といった講演がほとんどでした。

UXデザイナーは、組織と組織をつなげ、ビジネス全体をデザインする視点を持って活動しなければいけないのだと、強く感じることのできたカンファレンスでした。

日本ではないからこそ得られた気づき

カンファレンスの雰囲気は、日本とはまるで違うもの。休憩時間が多めに取られていて、この時間で参加者たちがワイワイと話をしています。

  • 「どこから来たの?」
  • 「何をしているの?」
  • 「どんな仕事をしてきたの?」

色んなデザイナーが話しかけてくれました。カタコト英語の私でも、みんな一生懸命に話を聞いてくれ、理解しようとしてくれます。日本以上に「その人自身」や「バックグラウンド」を大切にしようとする意識を感じました。

ワークショップが上手すぎる!

そのようなベースの雰囲気もあってか、みなさんワークショップがお上手!!!

私は、「Rapid Service Prototyping」というワークに参加しました。 Rapid Service Prorotyping カードを使って空港のサービスを立体的に考えながら、チームで1つのサービスプロトタイプを作り出す、というもの。

複数の意見をひとつのアイディアにまとめ、可視化するのがみんなとても上手でした。誰かが出すアイディアに対して、なぜそう考えるのかを興味をもってすぐ聞ける空気が既に作られているし、多様なアイディアが出るのが当たり前になっている。

日本だと、「A案・B案・C案、どれの意見でいこうか?」と選択式になってしまったり、“雰囲気”を見て自分の意見をあえて言わなかったりする場合もあります。

そうではなく、なんでもオープンに議論をして「その人の言っている背景」を理解する、という意識が当たり前に根付いているからこそ、非常に高いレベルでワークショップが進行していたのでした。

日本に持ち帰って、何しよう・・・?

ここで私がふと悩みました。

これ、みんなにどう伝えよう・・・?(;_;)

渡米する前は、「参加したワークショップのプログラムを完ペキに持ち帰り、デザイナーチームのUXレベルを底上げしてやるぞ!!」とひそかに息巻いていました。

しかし、ワークショップを受けてみて

  • ワークショップの内容もさることながら、参加する人たち全員のデザイン思考力が高い。
  • プロトタイプの内容ではなく、様々な立場の人たちが集まって意見を出し、可視化されていく“プロセス”に意味がある。

とわかってしまった以上、思ったのです。

単にワークショップのプログラムを持ち帰ってデザイナーチームへ再現するだけでは無意味・・・。

そして10時間の帰国フライト時間で考えた結果、こうすることに。

  • デザイナーだけでなく、エンジニアやプロジェクトマネージャーまで対象にする。
  • ワークショップ内容をリデザインし、非デザイナーも“デザイン思考力”を底上げできるワークにする。

ワークショップの開催

このワークショップのリデザインが、私自身にとっても、UX WEEK 2017での理解をさらに深めてくれることになりました。

次回の記事では、帰国後に社内で開催したワークショップの様子をお伝えしたいと思います!

少しだけ、チラ見せ★


それでは、次回もお楽しみに!


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